新NISAおすすめ投資信託ランキング10選|初心者でも安心の人気ファンドを解説

新NISAを始めたいと思っていても、「どの投資信託を選べばいいのかわからない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

新NISAでは、株式だけでなく投資信託にも投資できます。特に初心者にとって投資信託は、1本で複数の企業や国に分散投資しやすく、少額から始めやすいことから、資産形成の入り口として人気があります。

ただし、投資信託は数が非常に多く、名前も似ているため、何となく選ぶと後悔しやすいのも事実です。実際には、「人気だから」だけで選ぶのではなく、どの地域に投資するのか、手数料は低いか、長期で持ちやすいか、といった観点で選ぶことが重要です。

金融庁のNISA制度案内では、2024年からの新NISAは非課税保有期間が無期限となり、つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円、年間合計360万円まで投資できます。また、生涯の非課税保有限度額は1,800万円です。長期投資との相性が非常に良い制度だからこそ、最初に「長く持ちやすい投資信託」を選ぶことが大切になります。

この記事では

・新NISAで投資信託が人気の理由
・投資信託の選び方
・初心者でも比較的選びやすい人気ファンド
・失敗しにくい始め方

をわかりやすく解説します。

まず制度そのものを整理したい方は、こちらも参考にしてください。
新NISAとは?初心者でもわかる仕組みとメリット・始め方をわかりやすく解説
(内部リンク)


この記事では次の内容を解説します。

この記事でわかること

・投資信託とは何か
・新NISAで投資信託を選ぶメリット
・初心者が投資信託を選ぶときのポイント
・新NISAおすすめ投資信託ランキング10選
・証券会社選びとのつながり

「何を買えばいいかわからない」状態から、「自分に合った投資信託の考え方」が見えてくる内容です。


目次

投資信託とは

投資信託とは、多くの投資家から集めたお金をまとめて運用する金融商品です。運用会社が株式や債券などに分散投資し、その成果が投資家に反映される仕組みになっています。

初心者にとって投資信託が始めやすい理由は、大きく3つあります。

・少額から始めやすい
・1本で分散投資しやすい
・自分で個別企業を細かく選ばなくてよい

たとえば、日本株の個別銘柄を買う場合は、「どの会社を買うか」「今買っていいか」を自分で判断する必要があります。一方で、全世界株式やS&P500に連動する投資信託であれば、1本で多数の企業に分散投資しやすくなります。初心者が最初から個別株に集中するより、価格変動のブレを抑えやすいのが投資信託の魅力です。

金融庁のつみたて投資枠対象商品一覧でも、対象商品の中心は一定基準を満たした低コストの投資信託であり、2025年12月時点で対象商品は347本となっています。制度設計そのものが、初心者にも使いやすい投資信託を中心に考えられていることがわかります。


新NISAで投資信託が人気の理由

新NISAで投資信託が人気なのは、制度の特徴と商品性がよく合っているからです。

長期投資に向いている

新NISAは非課税保有期間が無期限です。つまり、短期売買よりも「長く持つ」ことに向いています。投資信託はもともと長期・積立・分散と相性が良い商品なので、新NISAのメリットを活かしやすいです。

少額で始めやすい

多くの証券会社では、投資信託を100円や1,000円程度から積み立てられます。まとまった資金がなくても始めやすく、「まずは小さく始めたい」という初心者向きです。

分散しやすい

全世界株式や先進国株式の投資信託なら、1本で多くの企業や国に広く分散投資できます。個別株のように1社の業績悪化が資産全体に直撃しにくく、初心者が続けやすい理由の一つです。

商品を比較しやすい

投資信託は、対象指数、手数料、純資産残高などで比較しやすい商品です。「何となく話題だから」ではなく、比較軸を持って選びやすいのも利点です。


投資信託の選び方

投資信託を選ぶときには、いくつかのポイントがあります。

信託報酬(手数料)が低いか

長期投資では、手数料の差が大きな差になります。金融庁の資料でも、つみたて投資枠対象商品の信託報酬率は法令上の上限の中で比較的低く抑えられており、対象商品の平均も低コストに寄っています。初心者ほど、まずは低コストファンドを優先すると失敗しにくいです。

どこに投資しているかがわかりやすいか

たとえば

・全世界株式
・米国株式(S&P500)
・先進国株式
・バランス型

のように、投資先がはっきりしている方が選びやすいです。最初の1本なら、「世界全体に広く分散するのか」「米国中心で考えるのか」をまず決めると迷いにくくなります。

長期で持ちやすいか

短期で大きく値上がりを狙う商品よりも、長期で積み立てやすい商品を選ぶ方が新NISAと合っています。つみたて投資枠の対象商品は、この長期・積立・分散を意識した商品が中心です。

純資産残高や継続性も見る

長く運用され、多くの資金が集まっているファンドは、一定の信頼感があります。もちろん規模が大きければ絶対に良いわけではありませんが、初心者が最初の1本を選ぶときの目安にはなります。


新NISAおすすめ投資信託ランキング10選

ここでは、初心者でも比較的選びやすく、新NISAとの相性が良いと考えやすい人気ファンドを紹介します。
なお、ここで紹介するのは「将来の利益を保証するランキング」ではなく、長期・積立・分散を前提に考えやすい代表例です。


1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

初心者の最初の1本として、もっとも候補にしやすいファンドの一つです。

世界中の株式に分散投資できるため、「どの国が伸びるか」を細かく判断しなくても、世界経済全体の成長を取り込みやすいのが特徴です。日本、米国、欧州、新興国まで広くカバーするため、1本でかなり分散しやすくなります。

「迷ったら全世界株式」と言われやすいのは、地域の偏りを抑えやすいからです。米国集中が不安な人や、まずは1本で完結しやすい投資信託を探している人に向いています。

向いている人
・最初の1本で迷っている人
・1本で広く分散したい人
・長期積立を前提にしたい人


2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国の代表的な大型株に幅広く投資できる人気ファンドです。

S&P500は、米国を代表する主要企業で構成される指数で、世界的に見ても知名度の高い投資対象です。米国経済の成長を長期で取り込みたい人に向いています。

全世界株式と比べると、投資先が米国に集中する点はありますが、「世界の中でも特に米国の成長に期待したい」という人には考えやすい選択肢です。

向いている人
・米国株中心で考えたい人
・S&P500に連動する商品を積み立てたい人
・投資信託でシンプルに始めたい人


3 楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天投信投資顧問が運用する、米国株式市場全体への分散投資を目指すファンドです。公式ページでは、CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標としていると案内されています。つまり、大型株だけでなく、より広い米国株式市場に投資しやすいのが特徴です。

S&P500連動ファンドと比べて、米国市場をより広く取り込みたいと考える人に向いています。楽天証券ユーザーに限らず、米国株の広い分散を重視する人の候補になりやすいです。

向いている人
・米国株全体に広く投資したい人
・大型株だけでなく市場全体を意識したい人
・S&P500以外の米国株ファンドも比較したい人


4 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

S&P500に連動することを目指すファンドの一つで、低コストを重視する人の候補になりやすい商品です。

新NISAでは、長期で持つ前提なら手数料差も大切です。そのため、同じ指数に連動するファンドの中で「どれが自分に合うか」を見る人も多く、SBI系ファンドも有力候補になります。

S&P500に投資したいけれど、eMAXIS Slim以外も比較して選びたい人に向いています。

向いている人
・S&P500連動ファンドを比較したい人
・低コスト重視で選びたい人
・SBI証券ユーザーで候補を広げたい人


5 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

先進国の株式市場に広く投資するファンドです。

全世界株式よりも新興国を除いた形で投資したい人に向いています。米国だけに偏りたくないが、新興国の比率は抑えたい、という人にとっては選びやすい位置づけです。

投資先のイメージが比較的わかりやすく、全世界株式と米国株式の中間のような感覚で比較する人もいます。

向いている人
・先進国中心で投資したい人
・新興国比率をやや抑えたい人
・全世界株式と米国株式の中間を考えたい人


6 SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

全世界株式に広く投資できるタイプのファンドです。

1本で世界全体に分散しやすいという意味では、eMAXIS Slim 全世界株式と同様に、初心者の候補にしやすい位置づけです。全世界株式型ファンドを比較するときに、「運用会社やコストも見て決めたい」という人の選択肢になります。

向いている人
・全世界分散を重視する人
・全世界株式型ファンドを比較したい人
・投信選びで複数候補を見て決めたい人


7 eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

株式だけでなく、債券やREITを含む複数資産に分散するバランス型ファンドです。

株式100%に比べると値動きが穏やかになりやすいため、「最初から株だけだと少し不安」という人の候補になります。金融庁のつみたて投資枠対象商品一覧にも、資産複合型のファンドが一定数含まれています。

特に価格変動に慣れていない初心者や、高齢層で値動きを抑えたい人には考えやすい商品です。

向いている人
・値動きを少し抑えたい人
・1本で複数資産に分散したい人
・株100%に不安がある人


8 ニッセイ外国株式インデックスファンド

外国株式に分散投資できる代表的な低コストファンドの一つです。

長期の積立投資で候補にしやすいファンドとして知られており、先進国株式系ファンドを比較する際に名前が挙がりやすい商品です。全世界株式や米国株式に比べると、投資対象の理解に少し比較が必要ですが、「先進国株式系を選びたい」という人には候補になります。

向いている人
・先進国株式ファンドを比較したい人
・低コスト重視で検討したい人
・全世界株式以外の選択肢も見たい人


9 iFree S&P500インデックス

S&P500連動型として比較対象に入りやすいファンドです。

S&P500系ファンドは非常に人気が高く、運用会社ごとに複数の候補があります。そのため、初心者が「S&P500に投資したい」と考えたとき、1本だけでなく複数の候補を比べることが大切です。

向いている人
・S&P500系ファンドを比較したい人
・運用会社の違いも見たい人
・米国株中心で積立を考える人


10 たわらノーロード 先進国株式

先進国株式に投資する低コストファンドとして比較候補に入りやすい商品です。

先進国株式系のファンドは、全世界株式や米国株式に比べると選ぶ理由を持って選ぶ人が多くなりますが、「米国だけではなく先進国全体に広く投資したい」という人には十分選択肢になります。

向いている人
・先進国全体に投資したい人
・複数の低コストファンドを比べたい人
・地域分散を意識したい人


初心者におすすめの選び方

初心者の場合は、最初から10本を細かく比較しすぎると迷いやすくなります。
おすすめは次の順番です。

まずは投資スタイルを決める

・1本で広く分散したい → 全世界株式
・米国中心で考えたい → S&P500や全米株式
・値動きを少し抑えたい → バランス型

このように、先に方向性を決めると選びやすくなります。

次に手数料と運用会社を比較する

同じ指数に連動するファンドでも、運用会社やコストに違いがあります。初心者はまず「大きな方向性」を決め、そのあとで候補を2〜3本に絞って比較するのがおすすめです。

最初は1本でも十分

最初から複数本を持つ必要はありません。むしろ、最初のうちは1本を積み立てながら値動きに慣れる方が続きやすいです。慣れてきてから組み合わせを考えても遅くありません。


新NISAを始めるには証券会社選びも重要

投資信託を選ぶ前に、どの証券会社で新NISA口座を作るかも大切です。
同じ投資信託でも、証券会社によって

・検索しやすさ
・積立設定のしやすさ
・ポイント投資
・アプリの使い勝手

が変わります。

証券会社比較はこちら。
新NISAにおすすめの証券会社ランキング|初心者でも安心の口座を比較
(内部リンク)
SBI証券のメリット・デメリット|新NISAにおすすめの理由と評判を解説
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楽天証券のメリット・デメリット|新NISAにおすすめの理由と評判を解説
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マネックス証券のメリット・デメリット|新NISAにおすすめの理由と評判を解説
(内部リンク)


老後資金や資産運用全体の中で考えよう

新NISAで投資信託を選ぶときも、制度だけで切り離して考えるより、老後資金や年金とのつながりの中で考える方がわかりやすくなります。

考える順番としては、

  1. 老後に必要なお金を知る
  2. 年金でどれくらいまかなえるか知る
  3. 不足分をどう補うか考える
  4. 新NISAで積立を始める
  5. 投資信託や証券会社を選ぶ

という流れが自然です。

老後資金はいくら必要?夫婦と独身の目安を解説
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まとめ

新NISAおすすめ投資信託としては、初心者にはまず

・eMAXIS Slim 全世界株式
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド

などの、長期・積立・分散に向いた人気ファンドが候補になりやすいです。楽天・全米株式インデックス・ファンドは、公式ページでCRSP USトータル・マーケット・インデックスへの連動を目指すと案内されています。

一方で、どのファンドが絶対に正解ということではありません。大切なのは、

・どこに投資したいか
・どのくらい値動きに耐えられるか
・長期で続けられるか

を考えることです。

最初の1本で迷ったら、まずは全世界株式か米国株式の低コストインデックスファンドから比較し、無理のない積立額で始めるのがおすすめです。


よくある質問

新NISAで初心者におすすめの投資信託は何ですか?

全世界株式や米国株式に分散投資できる低コストのインデックスファンドが初心者には候補になりやすいです。つみたて投資枠は、一定基準を満たした投資信託が対象です。

全世界株式とS&P500はどちらがいいですか?

世界全体に分散したいなら全世界株式、米国中心で考えたいならS&P500が候補です。初心者は「地域分散を重視するか」「米国集中でもよいか」で考えると選びやすいです。

バランス型ファンドは初心者向きですか?

はい。株式だけでなく債券やREITにも分散するため、値動きを少し抑えたい人には考えやすいです。つみたて投資枠対象商品一覧にも資産複合型が含まれています。

投資信託は何本くらい持てばいいですか?

最初は1本でも十分です。むしろ、最初から増やしすぎると管理しにくくなります。まずは1本で始めて、慣れてから追加を考える方がわかりやすいです。

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